スーツケースのキャスター修理
借りたスーツケースを転がしてたらキーキー音が鳴る上にガタガタ揺れるようになってしまった。
見るとキャスターがボロボロになっていた。おそらく経年劣化と山道を転がしたダメージによるもの……申し訳ない……
メーカーや街の修理店に出すとなかなか高額だけど、部品を買って自分で修理すれば安価で済むようなので持ち主に許可を取ってやってみることにした。
「スーツケース キャスター 修理 やり方」とかで検索すれば分かりやすく解説してくれてるブログやYouTubeがたくさんあるのでそれを参考にした。
- キャスターとその周りのサイズを測る
- 部品や道具を買う
- 軸を切断
- 部品をはめる
が大まかな流れ。
自分用のおおざっぱな記録です。
サイズを測る
自分が分かればいいメモ
キャスターの直径、軸の長さと太さ、それからキャスターの土台?の広さも測る。
キャスターの直径は摩耗して元より小さくなっているかも知れない。自分が測ったものも直径約35mmでしたが、Amazonで売ってる部品を見ると40mm〜が多いようでしたし、40mmでも土台部分に干渉しないようだったので直径40mmのキャスターを購入。
ちなみに幅は大体どのキャスターも同じだとは思いますが、一応こちらも干渉しないか注意しました。余る分にはワッシャーで調整できるらしい。
あとキャスターの軸の部分の直径と長さも忘れずに。
部品を買う
必要な部品は以下
- キャスター
- ワッシャー
- 組みねじ
、らしいのですが一個一個サイズを間違わずに買える自信がなかったので、Amazonでセットになったものを購入。六角レンチもついてた。
それから、今ついているキャスターの軸を切断するために
- 鉄ノコ
が必要。自分はホームセンターで替え刃のみを購入。200円しないくらい。
軸を切断
鉄ノコの刃をキャスターと土台の間に差し込んでひたすら切ります。力は込めないで上下させる。クズが落ちるので下に何か敷いてひたすらギコギコさせる。
摩擦で熱くなってた
20分くらいでやっと一個切れた。せっかくなので土台部分を拭いてきれいにする。
残りの3個も切断。
部品をはめる
軸を切断してきれいにしたら部品をはめる。
軸、土台、ワッシャー、キャスター、ワッシャー、土台、軸の頭
の順にはめて付属の六角レンチで締める。
いろいろ調べてみるとワッシャーを土台の外に噛ませてる人もいたけど、自分はキャスターが動いてしまうので土台の内側に噛ませた。
ちなみにキャスターが動かないようにしようとすると、購入したセット内のワッシャーでは足りなくなりホームセンターで追加購入した。かなり入って50円くらいだった。
六角レンチで締めるとキャスターが回らなかったが、間に油を差したらスムーズに回ったので問題なし。
試しに少し転がしてみると動きも滑らかだし、もちろん音もしない。
ただ、動かした後に見ると少し緩んでいるようだったのできつく締め直した。スーツケースには六角レンチを入れておいて、旅先でもこまめに点検して締め直した方がいいと思う。
材料費は全部合わせて1300円くらい。切断するのに1時間くらいかかるけど難しい工程は特にないので、同じような状況の人は修理に出したりスーツケースを買い替える前に試してみてもいいかもしれない。